積雪寒冷地域では、凍結による縦樋の破損や排水口回りからの漏水など、屋上排水に関したトラブルが多発している。屋上の積雪が暖気により溶け始めるが、排水管が結氷していて融雪水が屋上に滞水し、ルーフドレイン回りの不備な箇所から漏水するというのがほとんどあった。たとえ屋上がプール状となっても防水層が完全であれば何ら不安はないが、従来のルーフドレインでは、防水層の押え(締め付け)方に問題があり、防水層の下に水が回り漏水事故を惹起しているのが実状である。積雪寒冷地域のルーフドレインは雨水と融雪水を速やかに処理するため次の3つの条件が不可欠となる。
- 1.排水口、排水路の結氷による閉塞を防ぐ。
- 2.ルーフドレインに防水層を密着させる。
- 3.ルーフドレインの耐久性を高める。
これらの条件を満足させる為考案されたのが
省エネルギー
建築物の内外から発生する熱源を利用。
抜群の耐久性
ステンレス製で、耐食性、耐熱性に優れ、耐久強度が抜群。
防水層を完全挾着(強着)
ドレイン本体と防水層(ルーフィング)を完全に挾着する。融雪水の排水は抜群。
経費を削減
積雪寒冷地の冬期ドレインヒーター不要。ドレイン回りの凍結破損と縦樋を凍害から守り、すが漏りを完全シャットアウト。トータルライズした経済性が高い。
あらゆる防水工法に適応
塩ビシート防水、ゴムシート防水、塗り防水、アスファルト冷・熱防水、モルタル防水、ステンレス防水など汎用性が大きい。
すぐれた応用性
現場状況に応じ各機種の組み合わせ、選択が自由なため既設ドレインにも容易に取りつけ、取りはずしが可能。
美しい仕上がり
すぐれた素材を使用した美しい仕上がり。防水層のカラーに合わせたキャップのセッティングで、屋上を常に清潔に美しく保ち、建物をエレガントに装います。
現在一般的に使用されている丸環は、先付型のため、防水工法によっては無用な切り込みや意匠を無視した継ぎ貼り等を余儀なくされています。
特に丸環(平足または軸部)と防水層との納まりをシーリング処理に依存している現状ではシーリング材の劣化が大きな問題となっています。
屋上の厳しい自然条件に曝されている状況下、丸環の材質によっては腐食、破損が著しく安全な使用に耐えられないものも多くあります。また、パラペットの突起物と防水層との取り合いから侵入した水が、本防水まで傷つけるケースが多く見受けられます。
- ステンレス製で耐食性、耐錆性に優れ耐久強度が抜群。
- O.K丸環の挾着プレートと各種防水層(ルーフィング)が完全にシールされ雨仕舞は完璧。
- 後付工法のため防水層に無用な切り貼り不要。
- 塩ビシート防水・ゴムシート防水・塗膜防水・アスファルト露出防水など、あらゆる防水工法に適応。
- 丸環部が360度回転するため、多方向の引張力に対応。
- 将来のメンテナンスにおいても丸環の装着、取り外しが可能。
- ステンレスのもつ美しい仕上りが、屋上を常に清潔に保ち、建物のイメージを高める。
OK-KNITシリーズ第2弾、O.K丸環は、
O.Kドレイン同様、建築部材を防水の観点から雨仕舞を真剣に考え、
より完璧をめざした製品です。
今日、カラス・ハト等による市街地での被害は、公園・ゴミ収集所に限らずオフィス街にも出ています。行動範囲の広い鳥にとってはエサ場を選ばず飛び回る為、巣との往復経路下にある建物(高いビル)などに止まっている姿が頻繁に目撃されています。ビル屋上周壁に止まったカラス・ハト等の糞による建物の汚損被害は深刻化してきています。
その為、鳥類による公害の防止手段として、音を利用するもの、反射光を利用するもの、磁力を利用するもの、聴覚を利用するもの等が提案されています。しかし、いずれも単独の手段であるため鳥類がそれに慣れて効果が低下するという問題があります。そこで当社では、全く新しい方法で鳥害から建物を守るシステム「バードブロック」を開発しました。
- ステンレス製で耐食性、耐錆性に優れ、耐久強度が抜群。
- 小さく目立たないので、オーバーネット(デザインを損なう)になりません。
- 笠木への取付けが短時間で行えます
- 光線を反射する笠木に取付け、テグスを通して鳥害(カラス・ハト)から建物を守ります。
アルミ笠木ジョイント部にバードブロック(本品)を取り付け、テグス等の糸を通すことにより対象となる鳥の建物への飛来を防ぎます。